(一社)SALUTEが主催する食事会が、
「世界イタリア料理週間」のプレイベントとして、
初めて駐日イタリア大使館の後援をいただきました。
SALUTEがイタリア料理にとり入れるのは、東洋医学と、それを補う西洋医学。
それらに沿って、2023年11月11日、自噴温泉の蒸気を使った「Onsen cuisine」で有名なOtto e Sette Oitaの梯哲哉オーナーシェフに創作料理をおつくりいただき、メラッツェ・ヴェルメンティーノ、ルカツィテリ、トリチェッラ、バローロなどのイタリアワインと合わせました。
猪と栗のパテは、猪が体の水分を補うとされ、硫化アリルという成分が血液をサラサラにし、血中の脂質を減らします。栗は、くるみとともに老化防止によい食材。
自噴温泉の蒸気で”地獄蒸し”したドジョウは骨まで柔らかく、
蕎麦粉のクレスペッレ(クレープ)に巻いて食べると気を補い、気を巡らせる絶品の一皿に。
体に水を補う小松菜のリゾットは、昆布締めにした生の白キクラゲと
甲イカの食感の面白さ。
淡泊な食材と小松菜のリゾットのパルミジャーノの濃厚なうま味の絶妙な対比を
参加者が絶賛しました。
別府東山の放牧牛は、そこで生まれてから30カ月、冬も放牧されて過ごした名前つきの牛。
飼い主は本当は手放したくなかったそうで、健康的な赤身肉をありがたくいただきました。
別府のはちみつプリンは、砂糖を使わずに。
梯シェフは、料理の味つけを塩より温泉ミネラルにして、減塩も考えておられます。
大分県や別府市、福岡県のキーマン・キーウーマンたちが集って、それは楽しい会でした。