能登半島地震で被災された方々にあらためて心からお見舞い申し上げます。
(一社)SALUTEには、防災レシピを専門とする飯田 和子理事がおられますので、SALUTEとして何かできないかと考えました。
そこで、イタリア関係団体とシェフを通じて、メーカー、インポーターにお願いし、昨日、下記の支援物資の調達を終えることができました。
支援物資の送り先は、東日本大震災時に被災され、数百人の炊き出し経験をもち、能登半島地震後、いち早く石川県白山市をベースに炊き出しを実施されている山形県鶴岡市のアル・ケッチャーノの奥田政行シェフの支援拠点です。
● 在日イタリア商工会議所のご仲介により
・(株)バリラジャパン様より Barilla スパゲッティーニ 40ケース 600kg
リゾーニ(米粒型パスタ) 38ケース 304㎏
・Wismettacフーズ(株)様より MONINI エキストラバージンオリーブオイル 450ml X 120本
●愛媛県東温市のロカンダ・デル・クオーレ の青江ヒロシェフのご仲介により
・カゴメ(株)様より イタリア産トマトペースト 850gX6缶
イタリア産冷凍白いんげん豆
4種の豆ミックス 計6kg
*カゴメ(株)は被災者にすでに野菜ジュースを物資支援されています。
被災者に高齢者も多いことから、炊き出しで最初に作られるのは、蕎麦やうどん、みそ汁などの和食です。
そのうち子供たちが飽きることや健康面を考えて、折って水に浸して使えるスパゲッティーニや、スープに入れられる米粒パスタが役に立つかと考えました。
また、相談役である医師の並木隆雄先生が、「カリウムが多いトマトや果物は利尿を促すので、体を冷やす」とつねづね言われているので、トマト缶は避け、うま味を足せるトマトペーストをお願いしました。
白いんげん豆はたんぱく源であり、胃腸を整えます。
今朝、奥田シェフより「ありがとうございます。無事届け、売り上げがなくなっているレストランにも届けます」とメッセージが入りました。
無償にて支援物資をご提供いただきました関係各社に御礼を申し上げるとともに,
被災者に温かく、健康を守る食事が届くことを願っております。